中野そして、金子さんは長年職場でのハラスメントの相談に乗っていますけども今のセカンドハラスメントの実態っていうのはどう見ていますか?金子セカンドハラスメントっていうのはきちんとした定義はもう一つあるんですがこれはある意味じゃハラスメントがこれだけ社会的にも話題になって、均等法でも企業の中できちんと相談窓口を作りなさいというこういうことになってるんですね。
そういうときに人に話すというのは思い出して話さなきゃいけないのでさらに精神的に一概に相談といってもそういうときにセカンドハラスメントに遭うことによって自分が悪かったんだなっていう追い込まれるような気持ちは一種の洗脳みたいだなとすごく感じました。 中野セカンドハラスメントに遭って自分を責めてしまう。
中野本人は真剣にSOSを出しているのにちゃかしてしまうということばもありましたけど金子さん、どのようなところに問題を感じましたか?金子なかなかパワハラの場合は受けてる人それから周りも含めてこれをパワハラだよってやるとき企業の全体の方向とちょっと矢印がぶつかってしまうという企業がどちらかというと今、利益を上げていくために一生懸命みんなで我慢しながらやっていこうっていうときにパワハラだっていう部分的な個人のそういった主張をすると全体の雰囲気を壊すとか全体の方向がおかしくなるみたいな価値判断で切り捨てられていく