ドキュランドへ ようこそ!▽(不)正直な私たち~“ウソ”を巡る“本当”の話〜

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

エンロンやワールドコム 2008年のリーマンショック私たちは 自分を善良で 正直で立派な人間だと思いたい一方でズルをして得をしたいとも考えます。 父が大学バスケの関係者で僕自身 スポーツ好きだった事もありプロバスケットリーグ NBAの審判をするようになりました。 出世をし続けて シーズン終了後にたっぷりボーナスをもらうためにはNBAのオッズを見ていた友人が「勝ちそうなチームを選ぶのを手伝ってくれ」と何気なく僕に頼んできたんです。

ズルをしているのは明らかですが我々は 「全部終わったんですね」と言ってみんなの前で 結構な金額を渡してその学生を帰らせてしまいます。 あるいは おとがめの あるなしは関係なくここでズルをしても社会的に不都合が生じないと判断したからかもしれません。 夫は すごくいい人で夫婦関係も バッチリでした。 そのうち 夫は仕事に没頭し私たちはセックスレスになりました。 決まったパートナーはいるけれど浮気相手とランダムな関係を求める人が集まるサイトです。

誰か 彼女を なだめに来てくれないかと思って後ろを振り返ると客室乗務員まで泣いているのです。 イタリア人らしい女性はパニック状態でした。 「なぜって 僕は客室にいるただ一人の航空エンジニアだからです。 地球上の全ての人の中から航空エンジニアの方が私の隣に座るなんて信じられない奇跡だもの」。 ヒステリックな状態で死ぬよりは隣に座った 誰かのウソで安心しながら死ぬ方がいいでしょう?ウソをついてもらう実験をしています。 被験者が自分のためにウソをつく時ウソ発見器は間違いなく それを検知します。

丸1年間 在学したところで学校の財務担当者から父の家に電話がありました。 人は自分に関する事は楽観的に評価し大抵の人は ポジティブに考えます。 恐らく自分を過大評価するうちに重度の自己欺瞞に陥っていくのでしょう。 私は履歴書に卒業したカレッジではなく聴講していた大学名を書きました。 被験者がウソをつく目的は現金ではありません。 私たちの社会は現金離れが進んでいます。 クレジットカード ストック・オプション遠くにいる人との取り引き。

企業の吸収 合併に関する内部情報を電話で知らせるのです。 これまで 見てきたような人が不正をする時のさまざまな要素を集約すると自己欺瞞や社会規範現金との距離そして利益相反といった要素です。 まず 思い出す限りの「十戒」を書いてもらいそのあと 実験の計算テストをごまかしのきく状況でやってもらいました。 参加者の宗教は 実験結果に関係ありませんでした。 次に 私たちはMIT マサチューセッツ工科大学で宗教と関係のない大学の倫理規定を使って実験をしてみました。