ETV特集「“核のごみ”に揺れる村~苦悩と選択 半世紀の記録〜」

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この番組のまとめ

中心部には 使用済み核燃料の再処理工場など原子力関連施設が集中しています。 この核のごみの元となる使用済み核燃料は今 各地の原発にたまり続けています。 石油化学コンビナートや火力発電所などを主体とした橋本さんは 基本構想に村の現状を書き込みました。 そして 原発から出る低レベル放射性廃棄物を貯蔵する施設です。 「核燃料サイクル3点セット」と言われ日本各地の使用済み核燃料が集められる計画でした。 この頃 大きな問題となったのが高レベル放射性廃棄物。

「青森県が高レベル放射性廃棄物の処分地に選定されることは ありません」。 飛行機が青森県に近づいて着陸態勢に入ったら局長がそばへ来て「大臣 いいですか。 これに対し青森県は強い姿勢で最終処分地にしない約束を結ぶよう 求めます。 反対運動が盛り上がる中青森県としては「明確な文書がなければ受け入れは難しい」と考えていたといいます。 到着までの間青森県は国に対し接岸予定日の4月25日。 交渉から9時間後「知事の了承なくして最終処分地にしない」という修正を受け入れました。

「村が最終処分地になることに反対しますか」という質問に対し「反対する」と回答した人は…前回に比べ3割近く減少していました。 一方 過半数を超えていた「最終処分地になることに反対」と答えた人たち。 アンケートに「反対する」と答えた…吉岡さんは先祖から受け継いできた土地で最終処分地受け入れの是非に大きな影響力を持つ青森県の今の知事も就任当初から反対しています。