沖縄を 40年以上撮り続ける写真家 石川真生。 いいと思うのを自慢するのが写真展なんだよ。 沖縄戦 戦後の米軍統治から現代に至る激動の時代。 見る人が写真の世界に入り込めるよう例えば これだってさ 摩と琉球の侍が戦っているけど私 わざわざ辺野古の浜で やったの。 「大琉球写真絵巻」を作るために沖縄がたどってきた歴史について学び直した真生。
米軍統治から 解放され平和憲法のある日本に復帰すれば米軍基地も本土並みになるという期待。 写真家になるんだと。 その後 写真学校に入学するが3か月で行かなくなった。 自分らしい写真を撮ろうとカメラを持って 基地の街へ。 23歳の頃 米兵の写真を撮るためにこの店で ホステスとして働いた。 写真家として ホステスとしてそして 一人の女性として。 真生は 「大琉球写真絵巻」に基地の島 沖縄をテーマにした一枚を入れようとしていた。
え~ アメリカ軍が沖縄焼いてる攻撃してる。 何で 敵の兵隊が私のお父さんで被害者 沖縄の女性がお母さんなのって。 それから15年後 今度は父がマリアさんを訪ねて沖縄に やって来た。 確かに 基地があるから私は生まれたけども…こう 米兵を愛する女性がとっても自由で解き放たれてて自分の青春を 自分の選んだ人と本当に愛した女性たちがすばらしいって言ってくれるうれしいなと思った。 「大琉球写真絵巻」の撮影を終えた真生は入院。 展示会 「大琉球写真絵巻」の準備が始まった。