俳句の事だけ考えて今日も やってまいります。 そして 今日のゲストは落語家の金原亭馬治さんです。 で また 落語の場合ですと庶民の当たり前のね市井を描くもんですからあんまり立派な事は言わないで素直に描写して季節感を大切にするっていうんですかね。 案外俳句は季語に頼るようにある旦那が ケンカした友達の家に忘れていくものが煙草入れなんですね。 やっぱ無駄を省くっていう事が俳句も落語もやっぱり大切なんじゃないかなと。 今日は比ゆと擬人法を知って俳句の達人を目指そうという趣向です。
鼠小紋の着物に八端と黒繻子の腹合わせになった帯を締めますってえと大一番の丸まげを結いましてまみえを落として歯を染めて芝の浜の情景描写なんですが…。 これはね まあ 身近なね景色なんですけどまあ 「道灌」というのはね落語のネタで雨が降りますんでねこの梅雨の気分と「道灌」という噺も合ってるしまあ そういう季節の寄席の雰囲気も感じられると思います。
しかもそのコンテナ車の長さと梅雨の長さとこの開かずの踏切とねこの気分が出てますしこれは なかなかせりふ仕立てのね 俳句のような感じがしますね。 あの 春怒濤や卯波とも違うでも 夏の海の力強さが既に 予兆としてあるようなそうした梅雨の海をとてもリアルに感じました。 大人気のコーナー「岸本尚毅教官の俳人養成所添削十番稽古」。 どんな?もう これ 見て頂ければ分かると思うんですがこの添削十番稽古は 番組が終わる直前ギリギリまで続きます。 で ここはね「や」で切ってもいいんだけど「梅雨寒の」といきましょうね。