日曜美術館「もうひとつのモネ~現代アーティストが語る革新〜」

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この番組のまとめ

1940年代に生まれた抽象表現主義。 でもまぁ 印象派っていうのも結局 僕らが後からね後からというか そういうふうにカテゴリーの中に入れてね会場には モネの芸術をさまざまな形で引き継いだ作品があります。 抽象表現主義の…ヨーロッパの現代アートをけん引し続けるドイツの美術家…時代を超えて愛されるモネ。

それは その… 何だろうな例えば肖像画とか歴史画 宗教画というのは絵画そのものに意味がありすぎてというかこのモチーフはこういう意味が隠されてるとかこれには ああいう意味があってとかっていうのがわりと決まり事がいっぱいあってそれとは逆にモネの作品の方を見ると何だろうなわりと自由に見る事が ようやくできる作品に 会えたというか。

そういう感覚に陥った時に逆にその自分が見えているはずのふだん見慣れた世界とあと そこに立ってる自分自身という存在についてすごく意識させられる。 だから自分自身を もう一度確かめるような そんな意識でそれをこう 絵の具の物質的な量でどんどん蓋をしていくというか 塞いでいくような方法で制作する事で見えなくしていく物理的に見えなくしていく事で逆に見たくなるじゃないですか人って。

普通 絵の前に立って絵を見るという見方ではなくてあの空間を構想したっていう事が言われていてその水平線を取っ払った時に自分が立ってる場所がすごく不確かなものになっていくんですよね。 で そこに描かれているのが一応 図として睡蓮の花とかが分かるから認識はできるんですけどもでも 水平線がない事で一瞬不安にさせるっていうのが要するに現実から少し離れるというか…感覚を実現させたかったのかなと思うんですね。