独特な気風を持つ大阪の都市景観を探求します。 橋爪さんなんですけども建築史や都市計画の専門家で20年以上にわたって大阪の町づくり事業のアドバイザーを務めています。 日本の代表的な経済都市である大阪は明治時代から金融業や総合商社が台頭し水辺には 洋風建築が立ち並び当時の世界最先端の都市景観が築かれました。 これは 橋爪さんのコレクションの一部で19世紀後半から20世紀前半の大阪を写した絵葉書なんですけど。
0.6平方キロメートルにおよそ2万人が暮らすこの地域は日本最大の日雇い労働者の町として 発展しました。 高度成長期には全国各地から 労働者が殺到。 1990年代後半からは 長引く不況で労働者の多くが失業し一体 何が起こったのでしょうか?あいりん地区には労働者のために作られた3畳一間 1泊2,000円前後の安宿が立ち並んでいます。 ところが 2000年代に入り労働者は高齢化し大幅に減少していきました。
もともと住んでる方から見るとにぎやかに活性化してると思うんですけど国際化対応が全然 考えてこれなかったので変わろうとしている風景なので今 非常に面白い。 これが 今度 国際化したんでもともと 外の人との交流で魅力的な町には その町ごとに非常に すばらしい生活に関わる景観がある。 大阪市も 今 都市景観資源を各区ごとに選ぶという事を進めてまして西成区においても生活に関する景観というものを都市景観資源だという事で登録をしています。 そんな町工場街の景観を未来に残したいとあるプロジェクトが企画されました。