100分de名著 カミュ“ペスト” 第2回「神なき世界で生きる」

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この番組のまとめ

教会では イエズス会のパヌルー神父が説教を始めます。 「要するに この説教はある人々にたいして彼はリウーを訪ね 志願者による「保健隊」の結成を申し出ます。 ペスト患者の汚物の処理や死体処理を行う大きな危険を伴う仕事です。 その説教によって 不安な人々は「自分たちの行いが悪いせいで「こういう地震が起こったのは天罰だ」っていう発言があって話題を呼びましたよね。

さあ こうして2人は共にペストと闘う事になったわけですがその他の登場人物は どのような選択をしたのでしょうか?タルーは 早速翌日から有志を集めて保健隊を結成します。 「ペスト」っていう作品は一見したところ筋書きだけ取り出すと ちょっとヒロイズムの賛歌のように貢献できるっていうような事もきっちりと描いてるんですね。

ですけれども ランベールは実際にスペイン戦争に参加してそこで その理念に殉じる人たちが結局 その人殺しをしているんだ。 自分にできる事をするのでペストと闘おうとしているのであって決して高邁な理念自分よりも大きなものに殉じて立派な事をしようという事じゃないんですね。 少し驚いたのが カミュもアルジェリア出身だったんですね。