又吉直樹のヘウレーカ!「“男はつらい”ってホント?」

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この番組のまとめ

♪~今回 まったんがやって来たのは札幌市円山動物園。 生物学では オスは とっても大変な存在なんです。 今回は「男のつらさ」を 生物学の視点から 見せてくれるという。 円山動物園にいるさまざまなオスたち。 マンドリル。 やっぱり オスのほうが顔が鮮やかで 大きくてこういうふうに オスとメスで全然違う特徴を持っていることを「性的二型」っていうんですよね。 性的二型。

男性ホルモンというのはステロイドの一種なんですよね。 男性ホルモンは男性は精巣から分泌されていて男性らしさ 例えば ヒゲだとかあと 声が低くなるっていうのも男性ホルモンが影響するって言われてますね。 で その精巣から すごくたくさんの男性ホルモンを分泌するって言われていて「アンドロゲンシャワー」っていうふうに呼ぶんですね。 できたばかりの精巣から 男性ホルモン「アンドロゲン」が大量に出てきて赤ちゃんの「男の子化」を促進する大切な現象だ。

メスにアピールするためオスが派手に着飾るのも男性ホルモンの作用だったが?実は メスにモテることばかりにかまけたオスには思わぬリスクがあるという。 最近の報告なんですけどもアメリカのスミソニアン博物館の研究グループが報告してる内容なんですが「貝虫類」っていう二枚貝に似た形を持った甲殻類の仲間がいましてそれの化石を調べた研究があるんですよね。 DNAが コンパクトにまとまったものが 「染色体」。 これが 先ほど見て頂いた又吉さんの染色体の写真です。

哺乳類の性を決めているのはY染色体の中にあるSRY遺伝子。 ところが Y染色体を持ってSRY遺伝子を持つとなので Y染色体とSRY遺伝子がないと遺伝子の機能 このドミノがこちらの方向に動かないので男性はできないということになるんですね。 こちらがお父さんからもらったXでつまり 卵子を作るときにはこの染色体同士の腕と腕をこうやって交差させて組み合わせを変えるんですね。 同じX染色体同士 さまざまな場所で 組換えができると染色体は多様化する。

今あるXとY染色体なんですけどもXには1000 ないし 2000ぐらいの非常に多くの遺伝子があと 精子を作るための大事な遺伝子とかもあるんですね。 遺伝子や染色体の働きを研究している深見 真紀さんに話を聞いた。 最近のトピックとしては普通の一般の男性の中でも長く生きてくる 年を取ってくるとだんだん体の中の一部の細胞からY染色体がなくなってくることが分かってきました。 欧米の研究で 高齢の男性の血液細胞を調べたところ細胞から Y染色体が 少しずつなくなっていることが明らかになってきたのだ。