今日は 四世 茂山千作さんの魅力あふれる芸をお楽しみ頂きます。 お孫さんの逸平さんからご覧になって どんな方でしたか?そうですね 稽古しながらも…父 おじとかと稽古しながらもさあ四世 茂山千作さんの魅力を今日は たっぷりとお伝えしてまいりますがまずはですね 「棒縛」からご覧頂きたいと思います。
狂言がしたくてもできなかった時期っていうのを江戸時代から続く京都 茂山千五郎家の長男として幼い頃から厳しい稽古を受けました。 その苦境をどうやって乗り越えたのか四世 千作と交流のあった演劇評論家の宮政夫さんに聞きました。 まあ 千之丞という弟がいなければひょっとしたらうちのおじいさんは普通に上手な狂言師さんで終わってたかもしれないですし。
逸平さんどんなところに注目して千作さんのをご覧になりましたか?多分ねテレビの撮影だというのでね衣装の選び方がね うちのおじいさんっぽかったですね。 といいますと?男が足元に はいてた脚絆というのがあるんですけどあれ 普通は黒をはくんですけどうちのおじいさんね多分 そういう時はいいのが着たい人なので金襴を着てましたね。 88歳で狂言師として初の文化勲章受章。 それは 狂言が日本の誇る舞台芸術だと認められた確かな証しでもありました。 明日は 伊勢参宮でござる。
祖父の舞台というのは天衣無縫とか天真爛漫とかいろいろ言われてましたけど…あると思うんですけどそういうところは「三番三」とかっていうのはやっぱり…大体 おじいちゃんにお稽古をしてもらうというのが僕たちの家の風習であるというかお父さんよりはおじいちゃんの方がという事なんで「何々の狂言です」って言ったらおもむろに この辺から こうライターを出して「これがお前や。