サイエンスZERO「長良隕石 太陽系のヒミツに迫る」

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この番組のまとめ

明治時代に岐阜で発見された別の隕石の写真が拾った石とよく似ていたのです。 隕石の多くは もともと火星と木星の間にある小惑星帯にあったものです。 畑で見つかった石は2か月に及ぶ審査期間を経て今年2月 長良隕石という名称で国際認定されました。 天体のかけらが地球に落下してくると川上さんは2つの隕石の発見場所と女性の目撃証言から隕石の軌道を検証しました。 ですけども 長良隕石という名前が付いたものはもう これしかないので。

この長良隕石が日本で見つかったっていう事はどういうふうに捉えたらいいですか? 希少性というか…。 長良隕石の場合はどうだったんでしょうね。 昭和19年の秋というふうに言われたのでその時期の地元の新聞をずっと調べて火球出現とか隕石の話とかないかと思ってずっと見たんですけども戦争中だったのでまあ あの 戦争の事ばっかりが取り上げられていてそういった隕石落下のニュースは見つからなかったんですね。 さて その普通の住宅街で見つかったこの長良隕石の起源について分析によって明らかになりつつあります。 長良隕石の起源。

隕石内部の鉄ニッケル合金のうちニッケルの割合が高い部分が同じ母天体を持つアリゾナの隕石の構造と比べると長良隕石の構造は結晶が太く成長していたのです。 ところが 長良隕石の結晶ははるかに太い。 長良隕石のお母さんである母天体の在り方といいますか構造の もしかしたら常識がひっくり返るかもしれない。 それは とてもいい質問でこれから 我々がまさに そういった事を研究したいと思っていてこの 鉄とニッケルの合金なんですけども その成分を…長良隕石によってそれが覆るかもしれない。