♪~「100分de名著」 司会の…前回は 突然ペストに襲われたオランの町の人々がペストというものが意味するところを考えると非常に広く深いですよね。 何か その自分の 「いじめのまん延している教室は本当に コタールだけだと言いましょうかコタールが一番と言いましょうかすごく今の状態 ペストがまん延してる状態に満足してむしろ楽しそう。
罪のない少年が苦しむ様子は非常に悲痛で残酷で読んでいても 目を背けたくなってしまうぐらいだったんですけどリウーは 神を信じるパヌルー神父に怒りをぶつけたわけですよね。 ここに ちゃんと揺れてもいるが最終的には やっぱり違うってもう全く その何ていうのかリアルな 実践的な言葉でそういうふうに言われたでは パヌルー神父の方はどんなふうに感じたんでしょうか。 オトン少年をみとったあとパヌルー神父もまた保健隊の一員に加わりその最前線で献身的に働きました。
結局 ペストで亡くなったとしてもドラマチックだし問題はないじゃないですかある意味。 つまり 最終的にリウーはパヌルー神父の死因というのはペストかペストじゃないか分からない「疑わしき症例」というふうに結論づけるわけですけれどそうなると 彼の死が神による救済なのかそれとも 何の意味もない単なる死なのかっていう事が分からないまま宙づりにされちゃうわけですよね。