不条理文学の傑作アルベール・カミュの「ペスト」。 ♪~「100分de名著」 司会の…前回は 突然ペストに襲われたオランの町の人々がその被害が拡大する中でペストという絶望に慣れてしまうというお話でした。 死の気配が町じゅうに立ちこめる中9月になるとペストは停滞状態に入りました。 何か その自分の 「いじめのまん延している教室は本当に コタールだけだと言いましょうかコタールが一番と言いましょうかすごく今の状態 ペストがまん延してる状態に満足してむしろ楽しそう。
もともと ランベールというのは個人主義者で自分の幸福 つまり恋人と一緒にいたいという価値を優先させてたわけですけれどもしかし リウーと会ってリウーの その非常に現実と対応して黙々と 自分にできる事をやるという そういうやり方に理念だけに頼るんじゃない人間の生き方を見るわけですよね。 しかし カミュが言っている連帯というのは むしろ…小さな子どもの体をペスト菌は瞬く間にむしばみ病状は絶望的でした。
オトン少年をみとったあとパヌルー神父もまた保健隊の一員に加わりそれから数日後にパヌルーは体調を崩しました。 パヌルーが 一緒に行動を共にするようになる事と更には 自分がペストになっても治療しなくていいっていう。 だから パヌルー神父にとってはこの行為は神の意志の肯定っていう事になるわけですよね。