そうですね 超人といえばやっぱり 宇宙の中心である…しかも この人…あらゆるものを調べ尽くしそのつながりを考え尽くして世界の真理 宇宙の法則にたどりつこうとした…ところが 意外な弱点が熊楠の夢を打ち砕きます。 古今東西の文献から知識を学んだ熊楠は博物館や大学から 研究職への誘いもあったといいますが学問の世界は専門性が重要。 夢をかなえられないまま留学費用を使い果たした熊楠は追いやられるように実家の店の支店がある熊野地方南部 那智勝浦へ。 最先端の研究環境も 世界的な学者になる夢も失った 熊楠。
「南方マンダラ」と呼ばれ専門を絞らずに 全てを求め世界を丸ごと理解しようとしたからこそ到達した 超人的な境地でした。 ３７歳の熊楠は熊野地方の玄関口人見知りな熊楠は 柳田の突然の来訪を妻から聞き 大パニック。 熊楠は 学問の意見交換や情報収集ではなく…人見知りの熊楠も学問は分からない地元の人々も尻込みせずに 会話は弾み自然と動植物の情報が集まります。 熊楠は自ら「粘菌大王」と名付けた会社員や後に「キノコ四天王」と呼ばれる教師たちなど…「兎」の項目では 地元の猟師から聞いた話を紹介しています。
超人 南方熊楠続いてのオススメメニュー こちらです。 １９０６年 熊楠は知人の紹介で神社の娘で １２歳年下の松枝と結婚します。 感情の変化までも記録するうちに松枝は 熊楠を少しずつ変化する 夫婦の姿を最も近くで見ていた人の証言が残っています。 南方熊楠 ７４歳。