デザイン トークス+(プラス)・選「デザインハンティング イン 島根」

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この番組のまとめ

そんな島根を象徴するのが神話の時代に創建されたといわれる 出雲大社。 本日のデザインハンティングスタートしたいと思います。 国内外から 年間600万人以上もの参拝者が訪れる出雲大社。 正式には 出雲大社といいます。 このしめ縄は出雲大社のために植えられた稲わらで出来ています。 今回 案内をお願いしたのは寺社仏閣や城郭の仕事をしている…現在 行われている修造作業にも棟梁の一人として携わっています。 今日は ちょっと出雲大社のデザインについて伺っていこうかなと。

今回の修理で これを 例えば新しく材料をかえてしまうとこの柱の命は今回で終わってしまうって事になるんですね。 ですから 次 修理する いわゆる今 若い人に伝えるためにはこの古い材料を残す事に価値がある。 60年後の修造作業に向けた取り組みが 既に始まっています。 日本古来の製鉄技術によって作られます。 奥出雲地方は鉄の材料となる良質な砂鉄が川から豊富にとれた事から鉄の産地として知られてきました。

やがて無機質な鉄に表情が生まれ多彩なデザインへと生まれ変わるのです。 作品だけ出来ても駄目だと。 まあ もちろん 土地があってで 川が流れて 水があって火があって 鉄があってで 人の手が加わって作品が出来るっていうすごくスピリチュアルに感じたんですよね。 島根県は陶芸に適した土がとれる事から日本有数の焼き物の産地として知られています。 窯元の代表を務める多々納 真さん。 多々納さんの父親を含む5人の若者たちが素人ながら 自らの手で作品を生み出したいという思いで始まりました。