ドキュランドへ ようこそ!・選「みんなのための資本論」

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この番組のまとめ

今日の先進国の中で所得と富の分配が最も不平等なのが アメリカです。 2010年まで早送りすると典型的な男性労働者の年収はどんどん下がり上位1%の年収は2倍以上に膨れ上がっています。 2012年には 最も裕福なアメリカ人400人の資産が底辺に位置する 1億5,000万人の資産総額を上回りました。 実は 経済を安定させる鍵を握っているのは 中間層です。 つまり 中間層が経済を維持しているのです。 力強く成長する中間層が長期にわたり 経済を維持します。

アメリカの製造業が次々と海外移転し技術革命が幕を開けつつあった時代です。 アメリカでは 大勢の製造業労働者が職を失いました。 アマゾンは ばく大な利益を生み出していますがその陰で 販売の仕事にあぶれている労働者がアメリカ中にいるという事です。 育児費用も上がっているし高等教育のコストも同様です。 「状況の改善が可能だと言うならそれを うまくやってのけた国家はあるのか?誰を見習えばよいのか?」その答えは… アメリカです。 教育 特に高等教育が国家の最優先事項となりました。

では 誰がアメリカの労働者の面倒を見ているのでしょうか?大企業やウォール街 富裕層は世界中に資産を持ち極めて強い政治力を持ちつつあります。 この借金バブルは 賃金の横ばいに直面した中間層が生活水準を維持しようとした結果引き起こされたものです。 トップの富裕層に集中するとその金を使って政治を支配しようとする力が生まれてしまうからだ。 格差が最も小さい時最高税率は最も高く格差が最も大きい時富裕層の税率は下がっています。 超富裕層が実際に払っているのは 15%。