何それ!お見事!今日は 猿と猿曳が登場する楽しい舞踊「靭猿」です。 さあ 今日はですね猿が大活躍する舞踊「靭猿」をお送り致します。 「靭猿」というと狂言にもありますけれど今回は 舞踊なんですね。 舞踊の「靭猿」はもともと狂言の方から来たんですけれどもね 狂言の方は大名が主人公なんですけど舞踊の「靭猿」の方はですね 猿曳そして それが扱う猿私ですね 実際に猿に会いに行ってまいりました。
告げて 姿も花の 返り咲 当りを願う弓始め 弓矢八幡大名の 帰り申しの願事の 春の野面の色含む色香争う源平の それは隔てし播磨潟 都の内は穏やかに今日 吉例の弓始め猶太平の祈りのためこの鳴滝の八幡宮へ御名代の三芳野どのお役目 御苦労に存じまする。 太郎冠者あるかいやい 網引く餌引く四ツ手引く 廻らば廻れ伊勢道者 投げさんせ 投げさんせ アア 長縄手さあもう道草おどけは取置いて弓矢と靭を このように持たせはて また御女中には似合わぬ事をおっしゃりつけでござりまするな。
天下泰平 御武運長久 御祈祷に 踊るが手元 面白や 黄金の数々 積み揃え 庭に黄金の花盛り 花実も栄うめでたさよ 何の事じやいな だまされて咲く 笹啼きかける鶯菜 見れば見る程くつきりと 男やもめと南瓜の蔓は お前と夫婦になるならば おさつや好きないしいしを 何がなる 三に黒駒信濃を通る 俵を重ねて めでたけれ 橘花薫る花舞台 笑い興じて猿や また猿曳が登場する作品というのは数多くあるんですよね。