100分de名著 河合隼雄スペシャル 第2回「人間の根源とイメージ」

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この番組のまとめ

臨床心理学者 河合隼雄はユング心理学を学びさまざまな事例からひもときます。 ♪~今月は 臨床心理学者の「河合隼雄スペシャル」です。 1回目 2回目は河合隼雄の原点である「ユング心理学入門」を取り上げています。 2つ目が 個人的な経験から成り立つ 「個人的無意識」。 普遍的無意識について河合隼雄は不思議な夢ですよね。 そうした 全人類に共通の普遍的無意識にあるモチーフをユングは 「元型」と呼びました。 電話をかけてきた 幽霊協会は彼女の自我に接触を図ろうとする無意識であり抑圧されてきた感情の部分です。

そして 誰もが自分の中に持つ異性像を男性では 女性像「アニマ」女性であれば男性像「アニムス」と呼び次のように言います。 こう 時代性というかどうして アニマやアニムスが出てきてしまうんですか?アニマとかアニムスが出てくる時って結構 破綻を通じてっていうかね。 これ 僕の知り合いで彼は大学で国体に出るようなスポーツマンでしかも キャプテンをやってるような人だから期待される いわゆる旧時代的な男性像があるんだけど「これは 私の中で やりたい女性の格好なんだ」ってバランスをとって試合に行くって。

それは どのように解決したんでしょうか?この人の場合は 溺れてる少女だから そういう意味ではこの人の中の女性性というのは瀕死の状態にあると。 ただ すばらしいなと思うのはこの少女に対して人工呼吸したりとか服を探したりとかすごく積極的に関わってますよね。 河合は更にイメージを導く心理療法として遊びを通じたプレイセラピーを行っていました。