ほんとに フェミニズムの本をたくさん刊行してきた編集者の友達がこういうセリフを言ったのでちょっと びっくりして一首にしてみました。 そして 今日のゲストは言語学者の金田一秀穂さんです。 さて 先生 早速ですが今日は 面白い流行語を一つ教えて頂けるそうなんですが。 言語感覚が非常に鋭いと思うんですけれどこの弾むような感じの音というのは子供に とてもアピールしたんだなというのが分かって面白い一首だと思います。
私は 「よ」「わ」「ね」っていうのを続けると弱音を吐かないの 弱音でもあるかな なんて思いましたし「ないのだ」「行くのだ」というリフレインが 大変 効いていて性的なマイノリティーの人たちに対する認識というか 情報は非常に 広がりましたけれどもまだまだ こういったお役所の書類とか思わぬところに男か女かだけの ものがあって一般の人の心と そういったもののズレというのを捉えたでは 九首目です。
「青鞜」という女性のための文学雑誌の創刊号に寄せられたものなんですけれども「一人称にてのみ 物書かばや。 先ほどの歌のようにですね「ハンディとも武器とも思わず」私は一人称でっていう淡々としたところがあって一人の人間として生きる決意が表れた よい詩で今も 私たちの心に響いてくるのではないかと思います。 それまでは 女性の一人称は「わらわ」という言葉があってそれでなくちゃいけなかったわけですね。