こちら寂庵は どういう場所か教えて頂けますか?曼陀羅山っていうのがねそこにあるんですよ。 今年度の第3週は俳人 星野立子の一生をその俳句と共にご紹介しています。 どうせね 頂くんだったら立子先生がいらしてねそれでは今日の星野立子の一句こちらです。 もうね立子先生の句っていうのは分かりやすいしね。 僕は 立子俳句の魅力かなと。 それで 星野先生はね私の東京女子大の大先輩なんです。 あ そう?その東京女子大の卒業生たちを写真を撮る時に先生も私もいたもんですから。 先生 私 森 英恵さん。
普通は 天金… 並んでたらね涼しいじゃなくて暑苦しく感じるんだけど。 「夜涼」という季題がよく利いてね「夜涼」っていうのは「夜涼しい」の中の傍題ですね 「涼し」のね。 「夕涼」とか「夜涼」といえば夜涼でしょうね。 それは 涼しさの真只中に聞いてるという。 それで 普通 これさっき言った 「夕涼」っていう季題があるんですよ。 「夕涼や」ってやっちゃうと今度 「真只中の汽笛」になっちゃうんで。 「涼しさの真只中や夕汽笛」で。 だから 今の涼しさと夕汽笛という時間を うまくね「夕汽笛」で落ち着きが出てたという。
何か全体的な涼しさをうまくいってるなと思うんです。 牛小屋 馬小屋って ないでしょうけど 何か そんな感じ。 全体的な軽さが涼しさという感じの季題に反映してるかな。 寂聴さん どの句がお好きですか?天金のね 全集がならぶ…。 その天金だからとってもいい全集だと思うの。 何か こう ため息っていうと悪い印象ですけど一日 ちょっと自分の時間になって自分に立ち止まってふ~っと 何かこう息を吐いて何か考える…。 でも 「涼しさや」っていう季題が非常に 全体に利いてるんじゃないですかね。
この世は苦だと認識されながら、こんな美しい言葉を私たちに残して下さいました。 いいお言葉ですね。 「切に生きる」って言葉が私とても好きなんですよ。 いい言葉だなあ。 いいお言葉ですよね。 私が この言葉に励まされたようにこれからの世代の子たちがどういう言葉を大事にどういう事を胸に強く生きていけるのかだからね やはりどういう時代が来てもね若い時はねやっぱり「恋と革命」ね。 寂聴さんって ひと言ひと言経験が ものを言うけど思いっていうか聞きやすいっていうかな。