今日は 80歳を超えて今なお第一線で活躍する囃子方の人間国宝堅田喜三久さんをお迎え致します。 なんとも型破りな人間国宝…長唄三味線方の重鎮杵屋勝国さん。 VTRの中で 杵屋勝国さんが喜三久さんのお囃子に乗って演奏されてるというふうにおっしゃってたんですけれどもいかがですか?僕ね 確かにおっしゃるとおり競馬好きでね昔 野平祐二っていう騎手がいてね僕 「勧進帳」の「滝流し」っていう鼓の曲がね22歳の時打てなかったんですよ。
だから真面目に勉強っていうのは誤解が非常にあるんですけどもね僕たちは実地…すなわち 先生に一曲教わって舞台出ましたっていうのは僕 含めて ほとんどいないです。 丹頂緑毛の色姿 が島の千歳が 謡う昔の今様も 山田の筧の水とかや 三島入江の氷水 汲むとも汲むとも歌舞伎や邦楽の公演を数多く制作してきた…喜三久さんの音は特別だといいます。 中村ね… それが僕が5つ6つの時におやじのお供っておやじに だだこねて歌舞伎座へ連れていけって言って 行っておやじが舞台出てる歌舞伎座の楽屋で僕が6つぐらいの時に一人でいる。
さて ここからはですね人間国宝の堅田喜三久さんの素顔に迫るコーナーです。 で 組み立たったら今度 僕らの出る番でそのスケッチが出来たやつに喜三久さんが決まりの手だけじゃなくて遊びの部分も演奏に取り入れる事ができたというのは やっぱり今までのいろんな経験例えば 洋楽とのコラボレーションだったりそういったのもあるんですか?これはね「喜三久さんは引き出しが多くて強いよね」っていうのをそれは なるほどと。