ハートネットTV「震災を詠む2018」(後編)

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この番組のまとめ

先月宮城県名取市で開かれた歌会入選した短歌33首の作者が集いました。 短歌を選んだのは被災地での支援活動を続けている…宮城県気仙沼市出身の…そして 福島県出身で仙台在住の…「震災を詠む2018」 後半は高校生の短歌からご紹介してまいります。

「小学校が一緒になるはずだった友達との年賀状のやり取りは『今年こそ会おうね』となってしまいます」。 直井さん これ 小学校が一緒になるはずだった友達というのはどんなお友達だったんですか?震災が起きた時ちょうど 私は 幼稚園を卒業するちょっと前で卒園式を目前にしていたんですけどその時に地震が起きてしまって小学校が一緒になるはずだった友達が地区外とか県外遠くに引っ越してしまいました。 朝夕は除染作業員でにぎわっていたが復興が進むにつれて作業員は減り若者や子を持つ親は避難地での生活再建を選び町は静かになった」。

「津波で消えてしまった富岡駅が新しく出来上がり電車が入ってくるのを高台の墓地から眺めていました。 自宅があった小高区から10キロほど離れた土地に建てた家で息子夫婦や孫と新生活を始めました。 自分も3人の母親ですけどもやっぱり お母さんがいないっていう気持ちは想像でしか思えなくってでも 仏壇のお母さんと一緒に育てるんだっていう事をもう… 本当に泣きましたしでも やっぱり そのあとはすごく自分の中にやっぱりステップを踏めるように前に出る事ができたんですね。