昨年 初めての句集「ひとり」を自費出版しました。 京都市右京区嵯峨野にある曼陀羅山 寂庵。 人気作家 瀬戸内晴美が得度し瀬戸内寂聴となったのはこんにちは。 そもそも どうして句集を作ろうと思われたんですか?それはね入退院を繰り返したんですね。 その うつになるのがとても嫌でねそれで なんとかして 元気にね気持ちを元気にしようとそれは 自分の一番好きな事したらいいんですよね。 一番好きな事は私 小説を書く事でしょ。 じゃあ 俳句を作って句集でも一つ持てばどうかなと思ってね。
私のお誕生日とかねそれから 出家した日とかね母の日とかねそれは 自分が悪い事してるからくれないんだからねだから それはねみんなが楽しい思いをする時に私にとって それは喪のようなね 日なんですよね。 二河白道とは阿弥陀の浄土へと続く一筋の道。 この句は寂聴さんが好きな一遍上人の言葉から生まれました。 寂聴さんが俳句を作り始めたのは60代前半の事でした。 寂聴さんの母校 東京女子大学の後輩にあたります。
改めて 寂聴さんの俳句句集のですね 魅力というとどういう事になりますか?「ともかく 私が死んだらばあちこちに書きためてある句をまとめて一周忌にお配りものにして下さい」というふうにおっしゃったんですよ。 寂聴さんの俳句は寂聴さんしか書けないし一句一句が 全部例えば源氏の絵巻 一遍上人の絵巻そういう絵巻なんですよ。 だから 私は私は この句集は瀬戸内寂聴というね 作家としてそれから 社会的な事も含めてこの世に あらがって生きてきた小柄なね 女性のねオリジナルな考え方でね。