♪~最初にご覧頂くのは 11月に狂言界において大きな名跡善竹彌五郎を襲名する善竹忠一郎の「末広かり」。 今回 果報者をつとめるのが大蔵流の狂言方善竹忠一郎さんという事ですけれども11月に 二世 善竹彌五郎を襲名されるという事なんですね。 初世 善竹彌五郎という方よろしいのかなと思うんですけれども。 喜怒哀楽を非常に くっきりと浮かび上がらせてこのころは まだ狂言というのはそんなに社会的に認知度が高くなかったんですけれどもその知名度を上げたという事でも非常に功績のあった方なんです。
ある日 出かける事になった主人は留守の間 太郎冠者には米蔵を次郎冠者には酒蔵の番をするよう命じます。 蔵に一人でいる寂しさを紛らわそうと次郎冠者は酒を飲み始めます。 そこで 次郎冠者が思いついた方法とは一体 何だったのでしょうか?まあ 次郎冠者がどんな方法を思いついたのか。 このあと 実は酒宴が始まったりするんですけれどもそこで 謡と舞がたくさん出てきますけれども今年 喜寿を迎えられた和泉流の狂言方でいらっしゃる三宅右近さんという事ですけれども。
そして 今回この祖父を演じられるのが今年 米寿を迎えられた野村 萬さんという事なんですけれども。 第一線の舞台に立たれている最高齢の狂言師と言っていいと思うんですね。 そして今回は 息子の野村万蔵さん万蔵さんのご長男の野村万之丞さんご次男の拳之介さん三男の眞之介さんと親子と孫 三代そろっての共演となったんですよね。