それでは 実際に 東海林さんがどのようなデザインを生み出しているのか見てみましょう。 東海林さんが照明デザインを手がけました。 見送りの際に夕暮れを思わせる光で空間全体を包み込みそのあと 収骨を行う時には朝日をイメージした光へと変化する照明を考案しました。 そんな東海林さんが新たな試みとして照明を手がけたのがこちらの新生児集中治療室。 これまでは蛍光灯のフラットな光に照らされていた空間に日の出入りに合わせて少しずつ 明暗が変化していくような照明を施しました。
VTRも出てました新生児集中治療室時間っていうものを光で演出されてるっていう…。 あの空間は 本当は もっと長くお母さんのおなかの中にいなければいけない赤ちゃんが面白いのは 夜から朝になると自動的に 少しだけ 明るくなるようになってるんですがそれを 赤ちゃんが感知して一斉に 「オギャ~」と泣きだすっていう…。 まず 大きくはもともとね 何か おかしいなとは思ってたんですけども決定的だったのは2011年の東日本大震災ですね。
日本の夏の風物詩 風鈴。 火箸の音色に魅せられて以来50年以上にわたり風鈴づくりに取り組んできました。 火箸風鈴の音を選んだのにはあるこだわりがありました。 気持ちが休まるといいますか落ち着くといいますかそういう気持ちになれるっていうような事で日本の音の独自性みたいなものっていうのを表現するために選んでまいりました。 日本の照明の歴史の中でも江戸時代ぐらいが映し出されるんですか?揺れてるじゃないですかその火は。
プロジェクトには理事長の徳永義光さんを中心にそういうものが十分 高まってるところに最先端の技術が入ってくるとより いいんじゃないかなと思うんですね。 理事長の思いを形にすべく建築を手がけたのが手塚貴晴さん 由比さんご夫妻。 何か 多分 そういう所が本来の人間の一番居心地のいい場所なんだろうなって。 施設の隅々まで気配りが行き届いた受診者のための癒やしの空間。 病院っていうとね イメージは何か コンクリートで大体 つくりが全部 一緒じゃないですか。