昨年 初めての句集「ひとり」を自費出版しました。 京都市右京区嵯峨野にある曼陀羅山 寂庵。 人気作家 瀬戸内晴美が得度し瀬戸内寂聴となったのはこんにちは。 この句集の「ひとり」。 その うつになるのがとても嫌でねそれで なんとかして 元気にね気持ちを元気にしようとじゃあ 俳句を作って句集でも一つ持てばどうかなと思ってね。 今日は ではこの第1句集の中からですね一句一句 読みながら何を考えてこられたのか伺っていきたいと思っています。
私のお誕生日とかねそれから 出家した日とかねそれは 自分が悪い事してるからくれないんだからねだから それはねみんなが楽しい思いをする時に私にとって それは喪のようなね 日なんですよね。 二河白道とは阿弥陀の浄土へと続く一筋の道。 この句は寂聴さんが好きなひとりなんだってその自覚ですねそれはなかなか そうは思っても何だか自分の中で こうね落ちない部分もあると思うんです。 寂聴さんの母校 東京女子大学の後輩にあたります。
改めて 寂聴さんの俳句句集のですね 魅力というとどういう事になりますか?「ともかく 私が死んだらばあちこちに書きためてある句をまとめて一周忌にお配りものにして下さい」というふうにおっしゃったんですよ。 寂聴さんの俳句は寂聴さんしか書けないし一句一句が 全部例えば源氏の絵巻 一遍上人の絵巻そういう絵巻なんですよ。