NHK短歌 題「文房具」

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この番組のまとめ

「NHK短歌」司会の星野真里です。 今日も 一緒に短歌を楽しみましょう。 次の短歌の空欄には何が入るでしょうか?濱田さんも考えて下さい。 さあ 東さん 簡単に短歌の解説をお願いします。 この短歌は「今日の放課後、短歌部へ!」っていう本の中に入ってるんですけども高校生活の中でいろんな出来事を短歌にしている。 気持ちを ぶつけていくっていうようなところで自分の使っている セリフみたいなものを入れていくと短歌は 生き生きするんじゃないかと思うんですよね。

そのうえで 最後に 「あ」という文字を 最後に持ってきてそうすると その子の書いた「あ」という文字が記憶として 最後に印象に深く刻まれるという構成になってるかと思います。 「ゼムクリップの錆びあと」ってほんとに些細なところを描写してでも その「錆びあと」っていうからには 長い年月そこにあった。 だから 非常に実感があってそれを 「手の平覆い隠すごと」って描写してる事によってその左利きの君が ちょっとシャイな性格なんじゃないかなとかそれを 見つめている人と君との関係性というのも気になってくる。

稟議書っていうのは関係者に配って承認を得るための書類という事で多分 会社なんかだと日常的に作るものだと思うんですけども非常に 会社の生活の中で使われている文房具を使って気持ちも伝わってくる一首になってるかと思いますね。 ちなみに濱田さん 最近の文房具で驚いたものとかってありますか?メジャーだったんですけど引っ張るじゃないですか 普通に。

文房具もいろいろあるんですけれどもどこを どう切り取るかっていうところで作者の個性が 表現できるんじゃないかと思います。 続いては…視聴者の投稿歌と元となった エピソードを紹介。 さあ 濱田さん この短歌についてどう思われますか?結構 几帳面な人なのかなと。 手紙の裏とかの余白にコンパスと定規を使ってでは カンちゃんこのエピソードの中からどんなフレーズを選びますか?この中だったら「もっぱら手書き」を ちょっと入れてもっとシンプルに伝わりやすくしてみました。