第1週の司会は 私 小林聡美でお送りしています。 もう 8月の上旬立秋っていわれても今年は 特に また… ねえ。 いつも一番暑い時なんですけどこれね 条件反射のように思い出すの「立秋」という字を見るとこれを。 本当に立秋ですね。 …で 今日の冒頭の句ですけれども宇多さんの。 これは やはり宇多さんの実生活?そうです。 今 エアコンの普及で…。 エアコンが出来たからそれ以上 もう ほんとに…。 季節の挨拶!季節へ対しても「秋が来ましたね。 季節に挨拶するっていう事でしつらえを楽しむっていうのすてきですね。
そうすると アルプスってこう山並みが ずっとあるのにその一山だけを この簾が隠しているという非常に 視野の広い作品だと思いました。 この「上越三山」というのは本当にあるのかないのか…。 それを「上越三山」と捉えてそれが「三」に重ねて「燦」という一字でそれが きらきらと輝いてる様子を述べてらっしゃる。 …で これ ちょっとね「源氏の君を待つ」っていうから誰かを待ってらっしゃるんだろうけれども「秋簾」に そういう連想をしたというところがちょっと事々しいけど面白いなと思いました。
それが 何か こう今の大人の自分と子どもの時の「雨がふる」って歌ってる頃の「秋簾」の情景が 大人の時と子どもの時と重なるような何か そんな…ちょっと こう白秋の詞のノスタルジックな感じと重なって…。 ♪~これはですね ちょっと「秋簾」 すごく難しくてもうギリギリまで考えてたんですけどちょうど そんな時に「NHK俳句」のテキストをパラパラ見ていたらちょうど 特集がですね飯田蛇笏さんの「旅を詠む」っていうご実家を訪ねる特集だったんです。
でも 今のように 写真を見てこういう句が出来るというのも今日は… 今日の季語は?あのね 「冬瓜」なんですよ「冬瓜」。 「冬瓜」って ご存じでしょ?はい。 「冬瓜」。 これは 本当に瓜…いわゆる「冬瓜」。 それで 「冬瓜」っていうんですね。 それから 秋になるとこの「冬瓜」と「南瓜」と「西瓜」と「糸瓜」が…。 あっ そうだ 「冬瓜」の句も先生 ご紹介下さい。 そういう事を連想させるこの「冬瓜」。 これは冬瓜のあんかけなんですね。 冬瓜のあんかけ。 冬瓜が こういう色ですからね皮がね。
冷やしておいて それから おだし入れて コトコト コトコトと。 あんまりグラグラ グラグラじゃなくてコトコト コトコトと含めるようにして煮られたらおいしいと思う。 あと 先生例えば 「冬瓜」のように季節を間違えやすい季語というのはほかに どんなものがありますか?ほかにもありますね。 例えばですね「歳時記」を見ていて不思議だなと皆さん お思いになるのはあの ほら… 「甘酒」。 それとか 「西瓜」もね「夏になったら一番食べるのにどうして『西瓜』が夏の季語ですか」。