司会は 俳句が大好きな岸本葉子が務めます。 日本舞踊や料理などはプロ級の腕前と伺っています。 何か 宝塚の方だから日本舞踊は分かるけど 料理は…。 料理が好きでして料理本も出させて頂いてるんですが主に 一人暮らしだと ちょっと面倒くさいなって思う料理も無駄なく保存もきくというフリーザーバッグを使った料理本を出させて頂いてるんですが…。 俳句は?日々 料理も作ってるんですが俳句は なかなか プライベートで作る事はないので今日を機会に 是非 俳句も作りたいと思っております。
遼河さんは この「お盆」に不思議な何かを感じた経験ありますか?お盆といいますか 私は祖母が早くに亡くなったので祖母の妹 叔母がおばあちゃん的存在だったんですが宝塚歌劇団に入って1年目の時に兵庫県に住んでたんですがその叔母が亡くなりましてちょうど… お葬式の日に私は参列できなかったんですがちょうど その叔母が火葬される時間でそういうね まさに気配ですね。 「さみだれの空吹きおとせ大井川」芭蕉だとかねそれから「雀らも海かけて飛べ吹流し」石田波郷というふうに命令形を使うと俳句って勢いが出ます。
ただ 「礁なく」というと「見渡せば花も紅葉もなかりけり」というような和歌もありますけどないはずの礁が幻のように見えてくるでも 面白さプラス 全体的にきれいな句だなと思いました。 そして「盆の白波寄するのみ」ってその畳みかけるような不在の感じが喪失感と何か 切なさも感じさせて…。 岸本さん この一席 特にどこが よかったでしょうか?騎兵の祖父を瓜の馬に乗せたというそこの俳諧味というんですか。 大人気の「岸本尚毅教官の俳人養成所 添削十番稽古」。 ここからは 岸本教官に添削で バシバシ鍛えて頂きます。
さあ 「添削十番稽古」は番組が終わるギリギリまで続きます。 「新しき盆提灯の置きどころ」。 さっき おっしゃってたようにね「買うて来し盆提灯の置きどころ」。 先生 これ 私が思うに潜む… 棚に潜んでるのが普通 ネズミなんですけど「わっ 猫もいた その上に孫もいた」っていうので 「に」…「ネズミに猫に孫」っていうのかなと思ったんですが 作者の方の…。 「丁稚羊羹」ってね丁稚の子どもがお土産にするような割と お値段の安い羊羹の事だそうですけどね。