遼河さんは この「お盆」に不思議な何かを感じた経験ありますか?お盆といいますか 私は祖母が早くに亡くなったので祖母の妹 叔母がおばあちゃん的存在だったんですが宝塚歌劇団に入って1年目の時に兵庫県に住んでたんですがその叔母が亡くなりましてちょうど… お葬式の日に私は参列できなかったんですが宝塚のマンションにいたら窓も開けてないのにソファーの後ろの襖がガタガタガタガタって揺れて「あれ?」窓もチェックして開いてないし風もないのに何でだろうと思ったらちょうど その叔母が火葬される時間で手を合わせたら鳴りやんだとい
岸本尚毅選 入選九句。 「さみだれの空吹きおとせ大井川」芭蕉だとかねそれから「雀らも海かけて飛べ吹流し」石田波郷というふうに命令形を使うと俳句って勢いが出ます。 こちら いかがですか?こちらも すごく好きな句でやはり 先生 おっしゃったように「照らせ」という命令語によって「盆の月」 お盆の明かり提灯の明かりってちょっと ぽわんってしてる明かりなのをこの「照らせ」という命令形によって何だか こう 迎えるという勢いがついたような感じがしますね。
これは まあ 人を見送ってから初めて巡ってきた お盆そして 盆提灯を置くのも初めてなのでこれは 亡くなった方が現世に戻ってくるのに胡瓜に乗って 急いで戻ってきてあちらの世界に戻るのは茄子の牛に乗ってゆっくり 後ろ髪を引かれつつ戻るというのを「盆」の季語として使いましてやはり なかなか帰るのは 寂しいなというので「振りかえり 振りかえりつつ」という 後ろ髪を引かれる…。 さあ 「添削十番稽古」は番組が終わるギリギリまで続きます。 「新しき盆提灯の置きどころ」。