若年性アルツハイマー病の母を5年間 在宅介護。 たった一人の在宅介護が始まりました。 今日も作詞家の阿木燿子さんとご一緒に進行してまいります。 岩佐さんは 29歳の時にお母様を引き取られてそして お一人で在宅介護をしてこられた訳ですね。 今 どういう実感って言いましょうかお気持ちでいらっしゃいますか?そうですね 介護は大変です。 神奈川県の賃貸マンションで母 桂子さんと2人で暮らしている岩佐さん。 桂子さんは 要介護5。 講演会やイベントの司会などの仕事をしている岩佐さん。
次第に料理や洗濯などの家事ができなくなります。 暴言暴力を吐くっていうのはこれは 決して本人が幸せと言えるのか。 暴言暴力が 例えば何か どっかに 絶対理由があるっていうふうに考えたら理由を探るようになったんですよ。 「あれ これ前もトイレ行きたい時機嫌悪かったよね」「あっ またじゃない」みたいな。 そういう経験がいくつもあって暴言暴力っていうのは全て本人は何か伝えているっていうのが分かりました。
こうやって画面を通した時にほかの方も通い合ってるとかそれを分かってもらえる事とっても すごくうれしいですし認知症ってやっぱり 言葉をなくしても心って残ってるんですよね。 岩佐さんは認知症ケアのスタッフに向け当事者として思いを伝えます。 「介護者がゆっくり休む時間を作らなくては駄目なんだよ」と。 外行っても そうなんですけどどっか ごはん食べに行ったらおばあちゃんは「ここのご飯 おいしくない」とウエイトレスさんを呼んだりとかパアッと言ってしまうとか。