エッセーも とてもすばらしいんですけれども中でも ノンフィクションの「木琴デイズ」という戦前戦後に活躍した平岡養一という木琴奏者の生涯を描いた本が とてもすばらしくて今日は 大変うれしく思います。 通崎さんは 大正昭和のお着物のコレクション600点 お持ちだそうですね。 「八月」と「昆虫図鑑」というのは何か 夏の少年という感じで明るいんですけれどもハナカマキリって花に擬態するんですね。
お花屋さんで 花を買うっていう行為っていうのはプレゼントとか お祝いとか大きな場面じゃなくて自分のためにちょっと一輪買ってくるのってすごくこう暮らしの豊かさとか余裕だと思うんですね。 きっと花屋さんだけでなくて本屋さんとか 八百屋さんも消えていってるんだろうなというこの街が 一つの盛りというか活気を失っていっているという少し 日本の社会全体にも通じるようなそういう寂しさが 「夕暮れ」とか「秋」という言葉に込められているのではないかと思います。
どうなんでしょうね?いかがですか?私は 襟じゃなくて 紅梅の地色薄い赤い地色のこういうふうに アクセントとして縫いがある事というのは金糸で よくあるのでそういう豪華な金糸がついた着物十二単の時代の五衣のイメージなので。