♪~これ クロナガアリというアリなんですけど。 この草の上にいるやつはクロナガアリのオスアリなんですよ。 ちょうど 今日ドンピシャのタイミングで 結婚飛行する。 結婚飛行って なんでしたっけ?結婚飛行はですね一生に1回だけ アリは交尾をするんですけど。 生まれたばっかりのオスアリと女王アリが飛んで 1か所に集まって そこでみんなで交尾をし合うという。 結婚飛行はもう少し 日が高くなり気温が上がらないと 始まらない。 これはですね 街なかでは最も よく見るアリの1つでトビイロシワアリというアリですね。
これがですね トビイロケアリという種類なんですけど。 その壁をですね 時々パカって割ってみると中に アブラムシがいることがあるんですよ。 アリは何してるかというとアブラムシを土の壁で覆って 守る事でその甘露を収穫するために土壁で覆ってアブラムシを天敵から守りながら世話をするんですよ。 常に こう ふだん私たちがイメージするような行列を作ってるアリっていうと種類も結構限られてくるんですよ。 モリシタケアリというアリなんですけどってことはないじゃないですか。
で このアリが行列を作る1つの大きな原因がやっぱ 道しるべフェロモンという匂い物質を こう 点々と出して。 ここで非常に重要なのは 道しるべフェロモンが揮発性の物質なのでどれが正解かって分からなくなっちゃう。 更に 道しるべフェロモンを使ったアリの行列には反対に 遠いルートを利用するアリは少ないためどんどん フェロモンが薄くなっていく。 つまり 揮発性の道しるべフェロモンを使えば時間経過とともに 最短距離をあぶり出すことができるのだ。 その代わりフェロモンなどの化学物質でコミュニケーションを取っている。
真面目に何往復も 巣からエサまで行ってこの頑張りと ほっつき歩いてなんか たまたま見つけてなんか 急に偉なったふりしてるけど認めるわけにはいかないって自分らの それまでのスタイルをスタイルが なんでもなかった事にされるのは 我慢できないからやっぱり この動きを ちゃんとしてるアリっていうのをまず たたえないといけないです。 ええ!?すごいタイミングで見れましたね!すごいことです これは!ロマンチックなんですよ。
このように ハキリアリの労働は極端に細分化されその数は なんと 30以上。 徹底的に役割分担することで巣全体の生存率を上げているのだ。 持ってるのはこのハキリアリというアリだけじゃないかなと。 一番 多分社会進化してるんだろうと。 まあ 基本的には アリはフェロモンで行列を作るとこう…会話ですか?はい。 にわかには 信じがたい話だが先生の研究チームが考案したという集音装置を使えば実際に アリの会話を聞くことができるという。 ハキリアリはこの腹柄節を意図的にこすり合わせる事によって音を出しているというのだ。
すごい単純なコミュニケーションなんですけど。 ハキリアリは どの程度音に頼っているのか?村上先生が行った実験がある。 音を出せないようにしてフェロモンだけでコミュニケーションをするようにした。 もう一方は 反対に フェロモンを出す感覚器官を塞ぎ音だけで コミュニケーションするようにした。 フェロモンを出すより音出すほうが 楽なんですかね?楽だし あと 細かい情報伝えられますよね。 フェロモンって こういろんな拡散をしたりとか。