NHK短歌 題「花」

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この番組のまとめ

そして 今日のゲストは木琴の演奏家で 文筆家の通崎睦美さんです。 エッセーも とてもすばらしいんですけれども中でも ノンフィクションの「木琴デイズ」という戦前戦後に活躍した平岡養一という木琴奏者の生涯を描いた本が とてもすばらしくて今日は 大変うれしく思います。 通崎さん いかがですか?線香花火の落ちる速度ってすごく速いと思うんですけれどだから 大失恋じゃないんだなというのが一つありまして制服を着てる時に見た あの人がすごく すてきだったのに私服を見ると あれ?って事ないですか?ありましたね。

お花屋さんで 花を買うっていう行為っていうのはプレゼントとか お祝いとか大きな場面じゃなくて自分のためにちょっと一輪買ってくるのってすごくこう暮らしの豊かさとか余裕だと思うんですね。 きっと花屋さんだけでなくて本屋さんとか 八百屋さんも消えていってるんだろうなというこの街が 一つの盛りというか活気を失っていっているという少し 日本の社会全体にも通じるようなそういう寂しさが 「夕暮れ」とか「秋」という言葉に込められているのではないかと思います。

今日も このテッセンの一部に刺繍があるんですけど縫いで 刺繍っていうとその菊自体が刺繍だと思われるイメージがあるんですけどこういうふうに アクセントとして縫いがある事というのは金糸で よくあるのでそういう豪華な金糸がついた着物それで みんなはそれを注目しがちだけれども私は 五枚重ねてる襟の方を注目してるんだよという着眼点を 前半後半でがらっと変えてる歌じゃないかなと思うんですね。

たくさん お着物のお話伺ってきましたが通崎さんには 面白い柄の話もして頂きたいんですが。 今日 ちょっと面白い図案の着物を持ってきました。 キャンバスのようになってますね着物が。 今日もお題が「花」でしたけれども花に関心がなくても例えば 着物が好きだったらこのお花の名前は何なんだろう? とか何か ものから 歴史であったりいろいろ文化に入っていくっていうのはすごく楽しいんじゃないかなと思うんですね。