NHK俳句 題「秋蝶(あきちょう)」

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この番組のまとめ

第3週は 女流俳人のパイオニア星野立子の一生をその俳句とともにご紹介しています。 今日の句は…これは 私も十何年前…星野立子の句碑がね立子が 「秋蝶」なんていう小さいものからそこから広がる世界を詠んだというね。 「俳句指導のため ブラジルへ」と明記されている。 海外に行って 俳句を詠むのを海外詠っていうんですよね。 ですから 海外詠っていうのは海外に行って 俳句を詠むってあんまりそのころは ない事ですから。 立子さんのブラジルで詠まれた好きな俳句があるとお聞きしたんですけど。

六十余人が集まりましたが地方からまだ三十人以上 来るはずなのが道が悪いために車が駄目になったのであろうと言っておりました。 日本恋しという そういう気持ち十七文字に乗せて歌ってたというね。 星野高士選 入選九句。 「見つけるために秋蝶」だと見られるためにじゃなくてね見失うために来たというところで秋蝶の定めっていうのかなそれを この作者の方が感じたんですね。 「高さと思う」というんだから何か 秋蝶の飛んでいる場所でしょうね。 その秋蝶の飛んでる場所がそんなに高くない。

秋蝶がね これ 僕ねこの人の前先導してるような感じしました。 これもね 何かね「山歩く列乱さるる」っていうと狐が出てきたとか蛇が出てきたってのは分かるけど秋蝶たった一つですからね。 私 北海道から見た事あるんだけど秋蝶へ対するエールを送ってる句だと思いましたね。 これ 多分 私が思うのは秋蝶は 一匹じゃなくて…何羽?何頭 「頭」だね。 こう 「何かを見失うために恋をする」とかそういうような何か そういう…何だろう… 女性とも重なるっていうか 秋蝶が。