NHK俳句増刊号「ひとり~瀬戸内寂聴の俳句と人生〜」

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この番組のまとめ

昨年 初めての句集「ひとり」を自費出版しました。 「ひとり」は第6回 星野立子賞を受賞。 俳人 瀬戸内寂聴の心の世界に迫ります。 京都市右京区嵯峨野にある曼陀羅山 寂庵。 その うつになるのがとても嫌でねそれで なんとかして 元気にね気持ちを元気にしようとそれは 自分の一番好きな事したらいいんですよね。 一番好きな事は私 小説を書く事でしょ。 そしたら俳句だったらね 短いから句集でも一つ持てばどうかなと思ってね。 これね 本当はね一番好きなんですよ。

私のお誕生日とかねそれから 出家した日とかね母の日とかね本当に たくさんの方からプレゼント頂くんですよ。 二河白道とは阿弥陀の浄土へと続く一筋の道。 最後はそうしたいと思ってるんですけどこの句は寂聴さんが好きな一遍上人の言葉から生まれました。 ひとりなんだってその自覚ですねそれはなかなか そうは思っても何だか自分の中で こうね落ちない部分もあると思うんです。 寂聴さんが俳句を作り始めたのは60代前半の事でした。 寂聴さんの母校 東京女子大学の後輩にあたります。

改めて 寂聴さんの俳句句集のですね 魅力というとどういう事になりますか?「ともかく 私が死んだらばあちこちに書きためてある句をまとめて一周忌にお配りものにして下さい」というふうにおっしゃったんですよ。 寂聴さんの俳句は寂聴さんしか書けないし一句一句が 全部例えば源氏の絵巻 一遍上人の絵巻そういう絵巻なんですよ。