NHK短歌 題「金属」

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この番組のまとめ

♪~「NHK短歌」司会の星野真里です。 企画で 穂村 弘さんと一緒に短歌を作って 歌会もしたんです。 すいません ちょっといいですか?川島さんが 昔の彼女にメールとかLINEとかで短歌を作って贈ってたっていう話を聞いた事があって本当ですか?それは 恥ずかしい話しますね。 次の空欄にはどんな言葉が入るでしょうか?東さん 簡単に短歌の解説をお願いします。

カンちゃんが言われたとおり下の句の比喩が独特ですし故郷へ 夜行列車を使って帰っていっている場面だと思うんですけども「錆色の音」という事で実際に錆びてるかどうか見ているわけではないですけどもその気持ちを代弁しているように思いますね。 青春映画の一場面みたいですね。 「金属のような水着」っていうのは最近のハイスペックなというか競泳選手が着てるような体に ぴったり張り付いてテラッとしてるようなああいう質感の水着の事を言ってるんじゃないかと思うんですね。

ぶちまけられてって ちょっと強い言葉で 言った事によって「悲しみが焼入れされた金属」という比喩で 表現されていてああ 心に染みる一首になったなというふうに思いますね。 先生 いかがですか?比喩として今回「金属」がテーマですけども実際の金属ではなくて「真昼の三日月」というそこに 金属を見いだしたというところがこの作者の発見でもありますよね。 焼き肉屋さんとか行ってご飯 頼んだら大体 ステンレスのお椀にステンレスのお箸でね食べる。

東さんのテーマ…日付が変わるころにその匙が光ったっていう何でもない場面ではありますけれどもその水に沈んだままの匙が人間の設定した日付とは無関係に暗い水の中に沈んでいるという事と一日の仕事を終えた自分というものを比較してると思うんですね。 この歌が収められている歌集は日記形式になっていて今日は その深夜まで仕事をしていたという事が書かれているんですけどもその時 目にした水の底からの光が自分の今日の仕事への問いにつながってるんではないか僕も 男子も同じような少年時代過ごしたなという共感がありますね。