20世紀を代表する…エーコが 1980年に発表した小説「薔薇の名前」はその難解さにもかかわらず世界中で ベストセラーになりました。 ♪~大著なんですが これ驚異的なベストセラーでして全世界で 5,500万部以上読まれているんですね。 イタリア文学者の和田忠彦さんです。 「薔薇の名前」は 知の重要性が変容した現代にこそ和田さん 今回の名著「薔薇の名前」は 難解なあまり実は 若い頃から最後まで いってないんだという。
ウィリアムは 数々の痕跡から見てもいない馬の行方名前 種類まで修道院長はウィリアムの明晰な頭脳を頼り見習い修道士です。 当時の中世の馬は 美しい馬は「ブルネッロ」というふうに名付けられるのが常だったというそうした いくつもの痕跡からウィリアムは推理の答えを導き出した。 はあ~… まあ お見事としか言いようがないしほんとに入り口の所で この人は頭の切れる人なんだという事がそして そんな切れ者のウィリアムに修道院長はその細密画家 アデルモの死の謎を解いてほしいというふうに斜面の麓で見つかりました。
それは アリストテレスをめぐる議論でした。 失われた アリストテレスの「詩学」第二部は「笑い」がテーマとなっていたらしい。 ヴェナンツィオはあの偉大な哲学者が第二部全体を「笑い」に捧げたからには笑いは重要なものに違いないと主張。 あわせて アリストテレスの研究者でもあったと。 アリストテレスは まさしく言葉遊びだとか あるいは頓智だとかというものの効用を語っているわけですから笑いについてだってきっと書いたに違いない。