NHK俳句 題「重陽」

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この番組のまとめ

それでは 早速「くらし歳時記」のコーナーです。 9月の二十四節気は「白露」と「秋分」という事ですね。 「秋分」は 私たちの耳になじみがありますが「白露」っていうのは 一体…?あんまり耳に なじみがないですよね。 …で あの 秋分の日にはね昼夜一緒でしょ。 という事で 今日の季語は「重陽」という事…。 「重陽」っていうのは毎年9月9日の事で9という数字が重なるおめでたい日っていう…。 それと おんなじように9月9日っていうのは9が奇数の中の陽数といいますけど奇数の中の一番多い数でしょ。

「高きに登る」はね自由題ですけれどもこれもね 重陽に関係のある季語なんですよね。 高い所に登って更に 自分の年齢よりも高い百歳を考えるっていうのもね。 百歳という言い方も とても象徴的で面白いと思いました。

「百人番所」はちょっと説明がいるかしら。 百人番所というのはですね東京の皇居にあります東御苑の中にある百人番所っていうその昔 詰めて…みんな番をしていた方たちがただ 「菊の日や」というこの「や」の字を生かそうと思うとこれが ここで切れてますよね強い切れがありますね。 そうすると 「せり」っていうのもこれも軽い切れになるからこれがね 「菊の日の」だったら「百人番所 粛とせり」でいいと思うの。 こちらが?これね…本当は「きぬかずき」なんですけどね「歳時記」では「きぬかつぎ」になっております。