世界でも多くの謎に包まれた国の一つイラン・イスラム共和国。 殉教した宗教指導者フサインを追悼するのです。 フサインは イスラム教シーア派の創始者の一人です。 全てが 厳格なイスラム法に支配されています。 彼女たちの着ている服はイスラム法の観点からは挑発的と見なされます。 しかし エリートたちが経済成長で潤う中労働者階級は貧しくなる一方でした。 アルコールの販売は国で 正式に禁じられていますが１００万人のイラン人が日常的に 酒を飲んでいます。
一方で政府は 最高指導者だったホメイニ師を祭る霊びょうを建設するために３０年にわたってばく大な金額を費やしてきました。 落書きを通して見たイランの歴史のドキュメンタリー映画を製作したからです。 ２００９年の大統領選挙改革派のムサビ候補が圧倒的勝利を収めると見られていました。 保守強硬派のアフマディネジャド大統領が再選されたのです。 しかし ソーシャルメディアへのアクセスはブロックされています。 ５分足らずで全てのソーシャルメディアにアクセスできるようになりました。
日本円で 数千万円の予算を投じ派手な特殊効果を使いました。 強力なアメリカ軍がイスラム教徒の国を攻撃するというものです。 強い愛国心が 大波を引き起こしアメリカ軍を押し流します。 しかし そこから僅か数メートルの場所にはアメリカのファストフード店をまねた店で食事をし巨大なショッピングモールで買い物をする。 テヘラン北部のショッピングモール。 ２つ上のフロアで出会ったロクサーヌは上流階級出身の学生。 お気に入りは アメリカの有名ランジェリーブランドです。