こころの時代~宗教・人生〜 アンコール「インドの大地に再び仏教を」

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この番組のまとめ

インド人仏教徒によるデモ行進の先頭に立つ 一人の日本人僧侶。 カースト制度による根深い差別が残る この地で仏教徒と共に生きてきました。 毎年10月に行われる出家得度式では佐々井さんが儀式を執り行います。 カースト制度のもとでいわゆる不可触民として差別されてきた人々が生まれによる差別を否定する仏教へと改宗したのです。 佐々井さんは 仏教の聖地を取り戻す運動を続けています。 佐々井さんを厳しい闘争へと突き動かしてきた差別に対する 大いなる怒り。

同じ頃 佐々井さんは地元で平家岳と呼ばれていた山に入り治療法を求め 家族が頼ったのは村で評判の高かった山伏でした。 佐々井さんは年下の生徒たちと一緒に気持ちが…。 時々 先生が来て「佐々井さん 少し休んで本でも読んだらどうですか。 「まだ 人生は長いんですよ」なんて言うけれどもね 絶望で絶望だ!昭和26年佐々井さんは 中学卒業後16歳の時に家を飛び出し東京に向かいます。 佐々井さんは 自らに絶望し自殺未遂を繰り返すようになっていました。

ナグプールは 仏教徒が多い町として知られています。 仏教徒や キリスト教徒や イスラム教徒が戦っているという。 ところが 隣の仏教徒がけんかをしてね 回教徒と。 その仏教徒の村は 本当に掘っ立て小屋みたいな 貧しい町。 佐々井さんは 命の危険を顧みず自分に何か出来る事はないかと仏教徒の家々を回りました。 龍樹 ナーガールジュナというアーリア・ナーガールジュナという人がアンベードカルは ヒンズー教徒の貧しい不可触民の家に生まれ憲法で 「不可触民制」を廃止しました。

佐々井さんがナグプールに やって来たのはアンベードカルの死から12年後。 その年の10月 毎年行われるアンベードカルの改宗記念祭に初めて参加します。 「ジャイ」というのは 「万歳」とか「勝利」とか 「栄光あれ」という「栄光あれ」というような言葉の意味ですね。 これが 私のね改宗広場における全100万人の人をね総立ちにさせたね佐々井さんはアンベードカルの遺志を継ぎ当時 ナグプールには粗末な小屋のような寺しかなく僧侶もいませんでした。