デザイン トークス+(プラス)「アナログ」

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この番組のまとめ

早速なんですが 田さんはグラフィックデザインを通してアナログ感というのを追求されてるじゃないですか。 では 田さんが提案するアナログのデザインをご覧下さい。 視覚障害者の案内で暗闇の中を探検するというプロジェクトのロゴデザインです。 グラフィックデザインとは情報を整理整頓し視覚化するもの。 しかし 整理整頓された美しさだけが グラフィックなのかという疑問からアナログ感を追求してきました。 ちまたで発見する整理整頓され過ぎないデザインが感性を刺激します。 アナログなデザインに心引かれている田さん。

今日は 田さんのグラフィックをいろいろお借りしてきてるんですがカラフルに…。 ちなみに VTRでは街なかの看板を見ながらインスピレーションを受けてるっていうふうに…。 だけど 何かこういう感覚って大好きで地方の小劇場に何か貼ってあるようなこの緑のチョイス。 その何か熱量みたいなものが すごく僕は グッと来ちゃうというかというのにちょっと疑問を感じ始めてから少し そういう整理整頓された世界から… 何だろう脱出しなくちゃいけないんじゃないかなっていうふうに思ってこういうような事をやり始めた気がします。

デザインを担当したのは…機能性とか利便性を大切にした家電を ずっと作ってきたんです。 DNAに刻み込まれてるようなものかなと思っていて例えば 真っ赤に燃える火や全身を打つようなそよ風っていうものは過去何千年も前から 人々が感じてきた心地よさであってそこにフォーカスしてそこの琴線を触れるようなプロダクトを作る事ができたら人種 性別関係なく 気持ちいいと思ってもらえると思ったんですね。 樹脂で出来た真四角の箱を有機的なラインでくりぬいたデザインには人工的でありながら 不均一な自然を感じる事ができます。

琴線に触れさせるっていうようなお言葉がありましたけれどまさに 僕も そういう事がグラフィックデザインでできるといいなっていうのは少し意識してるところではあるので 深く共感できました。 田さんのグラフィックデザインって確かに いわゆる視覚で見て感じるものっていうところなんだろうけども心地よさとかそういう面白さとか何か そういう感覚も含まれてるっていうところがやっぱ際立ってるのかなっていうふうに。