♪~「NHK短歌」司会の有森也実です。 第3週の選者は松村由利子さんです。 少女の先生が 目に浮かぶのは私だけでしょうか?音楽家の青島広志さんです。 先ほどの松村さんの一首を青島さんが音で表現して下さいます。 上の句で 状況を述べて後半 下の句で「母さんゴメン」というやむにやまれない気持ちというのが 言葉に表れていて上の句と下の句の対比というのも効いていて非常に 胸に迫ってくる一首だと思います。 こういったコメントが 事あるごとに繰り返される現代社会をですね固定電話を解約する人が増えていますね。
バドミントンか テニスか分からないんですけれども非常に巧みなプレーをするというふだんの顔とプレー中の顔の対比というのも効いてますし「中山くん」というのが左右対称なんですよね。 これは 松本さんとおっしゃる方が先生なんでしょうかね?それとも 中山くんの同級生なんでしょうかね?どちらでも いいと思いますけれど一人の少年とかじゃなくて「中山くん」という固有名詞を使ったところが大変 生きていると思います。
戦い 仇討ちとかですねそういうものはあったんですけれどももっと こう楽しくて 明るいユーモラスなお話を聞かせたかったっていう事を晶子本人が書いています。 晶子自身も 自分の子供たちを寝かしつける時に楽しんで 自作の物語を話して聞かせたという。 「きんぎょのおつかい」今日 ご紹介頂く「きんぎょのおつかい」という作品があるんですが晶子が 初めて 雑誌に投稿した発表した作品なんですね。 晶子っていうのはこういうユーモラスなストーリーですとか色彩感が豊かだったり 「ちゃぶんちゃぶん」というようなリフレインの…。