最初に アンディが訪れたのは県中部の静岡市。 静岡には 駿河和染という染め物が今 伝統工芸としてあるんですね。 500年以上前から受け継がれる静岡市の伝統工芸 駿河和染。 のれんや風呂敷などの藍染めを中心にコントラストが はっきりしたデザインが特徴です。 再興の機を与えたのは静岡出身の人間国宝…型紙を用いて染める伝統的な型染めという技法を用いながらも従来の染め物にとらわれない斬新で自由な絵柄の作品から日本のグラフィックデザインの祖ともいわれています。
鉄分を入れる事でですねお茶の成分が黒く発色するんですね。 で 温度をかけてあげながら入れていくと どんどん生地の繊維の中で黒く発色して固まっていくっていうそういう事です。 草木染めのいいところは 薄くても結構 雰囲気のある いい色が…。 茶産業も 以前に比べて だんだん出荷量が落ちてきている。 新しい静岡のデザインが芽吹いていました。 伊豆を拠点に活動するデザイナーさんと待ち合わせ。 例えば 何か こういう ほらプラスチックのかけらみたいなやつとかこういうのも いっぱい落ちてるんですけれども。
3本のヨリになっているものなんですけれどもそれで 僕たち こういうバッグもデザインしてるんですけれども。 特別こういう色にしようっていうデザイン的な意味でつくった色ではなくて農作業用の色で。 で そういうものを日々の暮らしの中のデザインに落とし込んでいったらどんなものができるだろうっていうのはすごく思いましたね。 集落で何気なく見かける畑に使われている鳥よけのネットも2人がデザインするとこんな かわいいバッグに。
やっぱり暮らしの中から見つけ出すデザインソースっていうのがすごく重要だと思っているので。 暮らして そこの生活ってリズム感とか そういうのが全てデザインに出てるんじゃないかなって思うんですよね。 逆さ富士の形をした建物が水盤に映ると象徴的に富士山が現れるデザイン。 浜松で楽器のデザインをしてますヤマハのデザイン研究所の川田といいます。 主力製品のピアノをはじめ多種多様な楽器を一手に手がける世界にも類を見ない楽器メーカーです。