中野介護現場で起きていることがハラスメントと認識されるようになった背景はどういうふうに見ていますか?篠崎もともとは高口さんからお話がありましたが昔からあったことですが以前はハラスメントという言葉だけじゃなくてすべてを困難ケースという言葉で言っていたんですね。
まずは職員どうしがしっかり話し合うそして嫌だったつらかったということをあなたも、そうなんだ私もそうだよって私だけがこんな気持ちじゃないということを人として介護職が認められるからこそ対お年寄り、利用者さんを人として捉えることができるんです。 それで、何人の職員を失ってきたかということを私たち今まで散々経験しているのでその続けられなかった介護職の中から得られた反省は今の現場に生かしていかなくてはいけないと思います。
篠崎今のことに加えて言うならば今回、高齢者の居場所自体が危うくなるんじゃないかと言っていますが実際ハラスメントの問題は今まであったにもかかわらずそれを見てみぬふりをしてきたことが問題だったのでそこをもう少し取り上げることで逆に本当の居場所居心地のいい場所になっていく。