地球ドラマチック「イヌ vs. ネコ ペット徹底対決!(2)」

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この番組のまとめ

感覚と運動能力ではネコが対決ラウンドは全部で5つ。 トップクラスのドッグトレーナーです。 訓練の たまものですね。 でも全てのイヌが訓練できるわけではないですよね。 では あなたのところのイヌを1匹選んで30分あったらどんな事が教えられますか?事前の訓練は一切なしで。 ここで生まれまだ何の訓練も受けていない子イヌがいます。 まずは数分間 遊ばせてから訓練が始まりました。 しかも 訓練しやすいように交配されてはいません。 コスモスは飼い主のサラ・エリス博士と一緒に暮らしています。

こちらはアパッチ。 何とアパッチはスキャン装置に自ら入り脳のスキャン中 じっとしているように訓練されています。 アパッチに ある音を聞かせながら実験を行います。 アパッチの脳の反応を記録していきます。 3ミリ以上動くとデータがとれませんが8分間の実験中アパッチは身じろぎ一つしませんでした。 脳の画像を調べた結果褒め言葉を聞くとアパッチの脳の ある領域が活発に反応する事が分かりました。 イヌやネコといい関係を築くためにはコミュニケーションを深める事が大切です。

でもコミュニケーションに必要なのは言葉だけじゃありません。 人間とのコミュニケーションの親密さをはかるうえでもう一つ大切な要素があります。 これは どのような実験ですか?イヌが人間の感情を理解しているかどうかを知るための実験です。 イヌが人間の感情を理解しているならハッピーボトルを選ぶはずです。 その結果飼い主が楽しい感情を示したつまり イヌは人間の表情を読み取るだけでなくそこに込められた意味も理解しているだろうという事です。

両者1ポイントずつ獲得してこれまでの結果はこうなりました。 イギリスのリンカーン大学で動物好きの人たちに集まってもらいある実験が行われました。 冗談でしょ?血圧と心拍数が大きく はね上がるような状況ですがもし そばに子イヌや子ネコがいたらストレスは やわらぐのでしょうか。 課題を知らされるとその前に比べて心拍数はおよそ14%。 では 子イヌが一緒だった場合の結果を見てみましょう。 子イヌと一緒だった場合課題を知ったあとの心拍数の上昇は先ほどの半分。

つまり ネコは人間に飼われていても自分の判断を重視する独立性の高い動物なんですね。 ストレスの度合いを数量化するため生理学的な計測も行います。 まず 唾液に含まれるストレスホルモンコルチゾールの変化を測ります。 飼い主が出かける事にストレスを感じている印です。 素早く唾液を採取してコルチゾールの量をチェックし耳の中の温度も測ります。 ストレスホルモンの値は最初は64.8でしたがあなたが戻ってきた時は166でした。 これは明らかにストレスに反応した結果といえます。 ストレスに?ええ。

このホルモンはオキシトシンと呼ばれ出産や授乳性行為の際に分泌されます。 オキシトシンは2つの個体が愛し合っているかどうかを見る指標となります。 イヌやネコが 飼い主と一緒にいる時 分泌されるオキシトシンの量に変化が見られるのかを調べるのです。 これまでの研究ではイヌと飼い主の間では遊んでいる時に 両者ともオキシトシンを分泌するようです。 一方 ネコについてはオキシトシンに関する実験は行われた事がなく今回が初めてです。 イヌもネコも 実験前にまずオキシトシンの量を測ります。