日曜美術館「生き物のいのちを描く~知られざる絵師 小原古邨〜」

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この番組のまとめ

一見すると 筆で描かれた日本画のようですが 実は木版画です。 古の作品には江戸時代の 浮世絵版画研究の第一人者も驚きました。 小原古の展覧会が 神奈川県の茅ヶ崎市美術館で開催されています。 展覧会に出品された作品を管理する会社の小池満紀子さんです。 22歳ごろから展覧会に日本画を出品し始めると東京美術学校の設立に尽力したフェノロサです。 日本美術を紹介する活動もしていた彼は古に 海外向けの日本画の制作を促しました。

その後 古の木版画は欧米で 人気を博するようになります。 古の作品は なぜ これほど海外で人気を集めたのでしょうか?来日して 浮世絵版画を買い付ける仕事をしている オランダ人の…2001年には 画集を出版するほどその魅力に取りつかれています。 まず木版画 そして浮世絵ファンとしても知られる 俳優のイッセー尾形さんです。 絵師 彫師摺師がいて版元がこういう作品を作ろうということをプロデュースしていくわけですね。

もう一つ この作品には 古版画に特徴的な技法が隠されています。 これまであった伝統的な技法っていうのももちろん生かしつつやっぱり明治期ならではの新しい なんか 何かってことも付け加わっているんですよね?なんかこう 美術っていうと 何だろう西洋の場合は 写実主義があったら次が印象派になって印象派からキュビズムとか前の時代のものを批判して次の時代が 進んでいきますけどそういう なんかこう 健やかな 健康的な発展のしかたを感じますね。

すると 最終的に体全体に光の陰影が生まれ平面的だった木菟に立体感が生まれました。 あの 最後にね 沼辺さんがきっと絵師の方もね そうやって摺師が出してくるアイデアを楽しんでたんじゃないかというようなことおっしゃってましたけどどうでしょう 想像するに。