会場アナウンスただいまより明治１５０年記念第１８回全国障害者スポーツ大会「福井しあわせ元気大会」開会式を行います。 役員・選手団入場。 陸上のソフトボール投げと砲丸投げに出場する鈴木満美子選手はこれまでに両種目とも大会記録を上回る成績をマーク。 個人競技フライングディスクでは去年の、えひめ大会で優勝した井苅武司選手が出場です。 陸上１００ｍ、２００ｍに出場する鈴木陸斗選手はこれまでバスケットボールでも活躍してきました。
中には、再来年の東京パラリンピックへ向けたアスリート認定制度で強化指定を受ける選手もいます。 パラリンピックを目指す選手たちを見られるのも楽しみの一つですね。 大勢の東京都選手団。 １６人の選手団ですが県の記録を塗り替えた選手もいる陸上を中心に少数精鋭で大会に挑みます。 旗手はソフトボール投げと走り幅跳びに出場の工藤裕介選手です。 そしてフライングディスクには８８歳の加藤保美選手が出場します。 注目はアーチェリーに出場の夜久圭子選手。 ２４人の選手は全員初出場です。
アーチェリーの住川彰朗選手は競技を始めて１年ほどで憧れの全国大会出場を射止めました。 今大会では陸上に出場します。 サッカーの吉永裕也選手と平野貴士選手はことし８月にスウェーデンで行われた知的障害者の国際大会に日本代表として出場。 そして、横断幕には豪雨災害の支援への感謝と今大会へのエールが書かれています。 ご本人いわく「最後の挑戦になるかもしれない今大会悔いないよう頑張るばい！」と意気込んでいるそうです。 今大会では４００ｍと８００ｍの２種目に出場します。
本日皇太子殿下のご臨席を仰ぎ明治１５０年記念第１８回全国障害者スポーツ大会「福井しあわせ元気大会」を全国から選手・役員の皆様をお迎えし「福井しあわせ元気大会」では「織りなそう 力と技と美しさ」のスローガンのもと県民一丸となって準備を進めるとともにすべての人がスポーツのすばらしさや可能性を共有できる大会を目指し全国障害者スポーツ大会史上初めて国体と障スポの２つの大会の融合を実現いたします。
「福井しあわせ元気大会」の開会式に全国各地から参加された多くの選手・役員そして、開催地である福井県の皆さんとともにわが国の障害者スポーツの普及・振興に大きく寄与してきました。 また、選手同士はもちろんたくさんのボランティアの方々や応援に来られる地元・福井県の皆さんと出会い交流を深め、すばらしい思い出を終わりに、この大会の開催を支えてこられたすべての方々の努力に心から敬意を表するとともに参加するすべての皆さんが活躍される大会になることを願い私のあいさつといたします。