サイエンスZERO「世界で最も精密 光格子時計」

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この番組のまとめ

皆さん 時間の進み方に重力が影響するって知ってましたか?実は かの天才 アインシュタインが一般相対性理論の中でこう指摘しているのです。 相対性理論によれば下にいる人は 時間の進み方が遅く上にいる人は 早いはずですがあくまで これは 理論上の話。 この差を計ってみせたのは光格子時計という装置!この装置の生みの親は この人!発想力と地道な実験によって世界最高精度の時計の開発に成功しました。

ずらっと並んでいるのはセシウム原子時計という装置です。 セシウムの固有周波数91億9,263万1,770回振動した時間が1秒となるのです。 1967年以前にはそこで公転から割り出していた1秒の長さに変動しないセシウムの固有周波数を当てはめてずれない1秒を作ることになったというわけなのです。 セシウムの持つ固有周波数が何回振動したかが1秒。 あれは 実は セシウム原子時計で計ったものではないんです。 これがセシウムの固有周波数だとします。

どうやってストロンチウム原子の動きを止めて固有周波数を測るのか。 こっち? 卵パックが?何に使えるんですか?さあ この卵パックを使っていかに ストロンチウムの固有周波数の測定に成功したのかご覧下さい。 ストロンチウムの固有周波数を測る研究をしている 理化学研究所。 このレーザー光の発見によってストロンチウム原子の固有周波数を一気に測ることができる光格子時計が誕生しました。