♪~「NHK短歌」司会の星野真里です。 次の短歌の空欄にはどんな言葉が入るでしょうか?さあ 東さん簡単に 短歌の解説をお願いします。 さあ では次は 木下さんどんな言葉を入れますか?そこまで考えると諦めつくと思うんですけど僕は 実際 何か持ってっちゃったんじゃないかということで 「ねずみ」。 「ミステリ」と「麻婆豆腐」って非常に遠い言葉ですけど本格ミステリとか本格的な麻婆豆腐とか言うので「本格派」という言葉で結び付けたんですよね。
そこに 解答は書いてないので読者それぞれが 自分の体験に合わせていろいろ広げていくっていうのも薄い黄緑色の線が引かれていたということでこの薄い黄緑色っていうところに本当にそんな線引きができるのかっていう疑問が託されているのかなと思ったんですね。 これは 如月 2月の夜中に自分の母校が火事になってそれで 本が火の玉になって 飛び出たという状況かと思うんですけども火の玉っていうのがなかなか強烈な言葉なので大切な本が あんなふうに焼けてしまったという衝撃がこの言葉に表現されてるのかなと思いますね。
先生 いいですか?秋の旅に出たい気分っていうのがよく出てて いいと思うんですけど涼しいっていう部分も省けることになるかなと思いますのでハンマースホイは 19世紀の終わりから20世紀初頭にかけて活動したハンマースホイの作品は室内を描いた絵が多いんですけれども人物が描かれていなかったりですとか描かれていたとしてもこんなふうに 背中を向けていたり気になるところですよね。